環境化学システム系 「課題研究発表会」について
2022-01-28
1/26(火)5,6限目に、「環境化学システム系 課題研究」の発表会を実施しました。コロナ禍なので、環境化学システム系2年生や指導教員は発表会場にてリアル参加をし、その他の本校教員は各職員室の自分のデスクで、googlemeetによるリモート参加をするという”ハイブリット形式"での実施となりました。
課題研究とは、3年生が自らテーマを考え、1年間かけて研究を行う実習科目です。環境化学システム系では、本年より本格的にSDGsに取り組んでいるため、課題研究においてもテーマとして「SDGs」につながる研究を行ってもらいました。たくさんのアイデアが出され、その中から選ばれたテーマについて、1年間、試行錯誤しながら研究を進めてくれました。今回、「SDGs」につながる研究として、発表されたテーマは、以下の5つのテーマです。
テーマ1.「ミドリムシの研究」
テーマ2.「漆喰(しっくい)・サツマイモ栽培」
テーマ3.「天然藍染(あいぞめ)・草木染め」
テーマ4.「石けんの製造」
テーマ5.「持続可能な食糧生産システムの構築について」
3年生は、研究を行った班ごとに、2年生を目の前に研究発表を行いました。1年間の研究の成果を大勢の前で話す緊張感に負けず、しっかりと発表してくれました。社会人になってからは、プレゼンテーションの機会もあると考えられるので、良い経験になったと思います。
また、2年生にも良い刺激になったと思います。継続して「SDGs」につながる研究を行ってもらうので、3年生の研究を受け継ぎ、さらに独創性のある研究をしてもらいたいものです。以下に、発表会後に2年生へ対して行ったアンケート(感想)の一部および発表会の様子を紹介します。
感想文「テーマ5.持続可能な食糧生産システムの構築について」
気候によって農業被害が深刻化しているので、気候の影響を受けない室内で野菜を育てるというものだった。夏場の温度管理やダニなどの害虫の課題は残ったが、おいしい野菜が室内で簡単に採られるようになれば、食糧生産に大きく貢献できるので、とても良い研究だと思った。
感想文「テーマ2.漆喰(しっくい)・サツマイモ栽培」について
余ったチョークや短くなり使えなくなったチョークを使い、サツマイモの栽培に再利用したり、漆喰を作るのに再利用することは、ごみを減らしつつ新しいものとして再利用するのは、すごいと感じた。SDGsの12番目の目標「つくる責任つかう責任」に一致すると思いました。
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