SST.R&D部 2018年度第2回大阪府立大学との高大連携授業(平成31年1月23日)
SST.R&D宇宙科学技術研究開発部
2018年度 第2回大阪府立大学との高大連携授業
12月15日(土)に大阪府立大学のグラウンドにて、気球を使った、缶サットの投下共同実験を実施してきました。
当日は風が全く吹いていない絶好の実験日で、気球の高度は50メートル近くの高さまで上がり、大学生側が3機と私たちのクラブの1機の合計4機体が交代で投下実験を行いました。
図1 正門前にて
今回の投下実験では私たちのアバターサットにセンサーとSD記録装置を付けてデーターの取得と保存ができるかの確認とパラシュートの切り離し方法の確立のために行いました。
図3 目標高度到達
投下順が少し遅くなりましたが、無事投下出来ました。(図4)図4 無事投下
地面に着いた瞬間、タイヤが外れてしまい強度不足が露呈しました。(図5)
2回目の実験に向けて機体を調整しています。(図6) 図6 機体調整中
2回目の実験ではタイヤも外れず走行実験ができました。(図7) 図7
謝辞
今年で2回目となるバルーンを使ったCANSATの共同投下実験が恙なく、安全に実施できましたのは、朝早くからこの実験のために準備、管理運営していただいた大阪府立大学の小型宇宙機システム研究センターの皆様のご協力があってのことで、この紙面をお借りしまして、関係している全ての皆さまに感謝申し上げます。
今回の実験で得られた多くの知見については、来年の3月5日から9日に種子島で行われるJAXAが主催している第15回種子島ロケットコンテスト(初参加)において、発揮できると思いますので応援宜しくお願いします。