茨木工科高校ブログ

1学期始業式と工科第20期生の入学式が挙行されました

2024-04-09

 令和6年4月8日(月)の午前中、1学期始業式が行われました。2~3年生に無事進級した生徒が決意を新たに登校しました。2年生は新しいクラスで少し緊張した面持ちです。 右の写真は今年度、本校に着任した先生方が紹介されているところです。

 また、午後からは、工科第20期生の入学式が挙行されました。前身の工業高校から数えますと、第62回目の入学式となります。
 午後1時10分に今年の入学生174名の入学が学校長より許可されました。以下に学校長の式辞の一部をご紹介いたします。

 以下は学校長の式辞の中で語られた、「新しい高校生活のスタートを切るにあたって、心にとどめてほしい三つのこと」です。式辞の全文は掲載しませんが、新入生の皆さんは学校長の話を思い出してください。

 一つめは、「ものづくり」の大切さと面白さをしっかり学ぶとともに、資格取得やクラブ活動にも取り組んでほしいということです。

 本校は、機械系・電気系・環境化学システム系・工学系の四つの専門系からなる専門高校です。それぞれの系には、普通科高校にはない特色ある実験・実習の時間があり、三年生では、実習の時間に製作した作品を地域の小中学校に寄贈したり、ものづくりの技術を活用し、地元、茨木市のイベント事業に協力するなどの地域貢献活動もしています。
 また、資格取得指導にも力を入れており、国家資格である電気工事士や危険物取扱者などのさまざまな資格に挑戦し、多数の合格者を出しています。クラブ活動においても、毎年、全国大会に出場している部をはじめ、運動系・文化系クラブで、多くの生徒が熱心に活動しています。

 二つめは、「高校生になった」という覚悟を持ってほしい、ということです。

 高校はこれまでの義務教育とは違い、決められた単位を修得することで進級・卒業することができます。授業や定期考査を受けたりすることは中学校と変わりませんが、これまでとは決定的に違う部分です。しかし、必要以上に意識したり恐れたりする必要はありません。注意してもらうことは一つです。それは、日々の学校生活を大切にするということです。遅刻・欠席をせず登校し、集中して授業に向かう。また、集団としてのルールや約束事を守る。そうすることができれば、自然と結果が付いてくるはずです。それを達成するために、覚悟を持って自分自身をコントロールしてほしいと思います。みなさんの主体的な頑張りを期待しています。

三つめは、夢や目標をもって一日一日を大切に過ごしてほしい、ということです。

 インドの指導者ガンジーの残した言葉にこんなものがあります。「あなたの夢は何か、あなたの目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう。」皆さんは夢や目的をしっかり持っていますか。高校入学がゴールではなく、今日が新たなスタートの日です。今はまだ目標などが無いという人は、卒業時にどのような自分になっていたいか想像してみてください。なりたい自分になれるよう、そしてそれが実現できることを目標に過ごせば何かが変わってくるはずです。これからの三年間、決して臆することなく夢や目標に向かって前向きに挑戦し続けてくれることを願います。
 新入生の皆さん。努力は裏切りません。失敗してもよいと思います。前進する意欲で、高校生活を大いに楽しんでください。

 新入生のみなさん、一日も早く茨木工科高校に慣れていっしょに頑張っていきましょう。

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