缶サット甲子園（http://www.space-koshien.com/cansat/2014/top.html）に２０１２年から参加して３年目にして初めて地方大会を突破し、全国大会（秋田県能代）に出場することができました。
　今年の地方大会は１４校出場し、会場で予選（事前プレゼン及び機体審査）を通過した１０校のみがロケットでの打ち上げ審査に臨むことになりました。
　本校の缶サット（茨木童子君３号）とキャリア（缶サット保護機体）はロケットで高度１００ｍの高さに打ち上げられ、無事にパラシュートで減速落下しながらデータを保存しつつ、地上局に観測データを送信することに成功しました。
　その後、缶サットを回収し、機体にあるマイクロＳＤに保存されているデータ（ＧＰＳ、気圧、温度、加速度、３軸ジャイロ、照度）と映像データを取りだし、解析、グラフ化したのち、大急ぎで事後プレゼンの資料を作成しました。
　事後プレゼンで、３人の専門家の先生方の前で、今回の打ち上げで得られたデータを基に、今年度、掲げたミッションの達成度や反省点、全国大会に向けての技術的展望などを５分間にまとめて堂々と発表しました。
　厳正な審査の結果、本校は３位に入り、全国大会（全参加校４４校中１０校）に選出されました。
　この貴重な一歩は、大会に臨んだ全てのクラブ員（卒業生含む）やボランティアスタッフ、先生方そして、ＰＴＡや同窓会、茨木市観光協会の皆様のご支援やご協力によるものだと思います。この場をお借りしまして関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
　８月１７日～１９日、秋田県能代市で行われる全国大会では缶サットを作り直し、優勝をめざして頑張りたいと思いますので、宜しくお願いいたします。