R6年7月2日（火）、箕面市立第五中学校にて、3年生を対象とした出前授業「人工いくら製作体験」を開催しました。

　この授業は、本校が将来の進路選択肢の一つとして検討いただけるよう、3年生の皆さんに本校の授業を体験していただくことを目的として企画されました。

　**「人工いくら作り」**というテーマで、実際に人工いくらを製作する体験を通して、生徒の皆さんが化学への興味関心を高め、創造性を発揮できることをめざしました。

　授業では、2種類の薬品を量り、水を加えて2つの溶液を作りました。一方の溶液は食紅でそれぞれに濃淡のある赤色に染め、スポイトを使って一滴ずつもう一方の溶液に垂らしました。すると、まるで本物のような美しい人工いくらが出来上がりました。

　生徒の皆さんは、思い思いの形をめざして、落とす高さや押し出すスピードを変えながら、夢中になって人工いくら作りに挑戦していました。

　完成した人工いくらを指でつぶすと、想像以上に硬い「プチッ」とした感触に驚いたり、ニョロニョロと蛇のような形になったりと、様々な感想を聞かせてくれました。

　私たち教員も、生徒の皆さんの熱意と笑顔に、終始楽しい時間を過ごすことができました。 今回の出前授業を通して、本校の授業や実習に興味を持っていただき、将来の進路選択の一助となれば幸いです。

　

 

　

　箕面市立第五中学校の皆さん、ありがとうございました！

　今後とも、本校は地域の中学校との交流を通して、教育活動の活性化に努めてまいります。

　

大阪府立茨木工科高等学校

環境化学システム系