茨木工科高校ブログ

3学期終業式の講話を掲載いたします。

2017-03-17
校長室だより ここに科学の力あり

■ 3学期終業式 講話(3月16日)■

3学期終業式 式辞

3月も半ばを超え、少しずつ春の訪れが感じられるようになってきました。
3月1日に、先輩10期生の卒業式があり、238名の卒業生が本校を巣立っていきました。
場の雰囲気を乱したりする生徒は誰一人おらず、とても素晴らしい卒業式で、参列された来賓の方々から帰り際に「本当に良い卒業式でした」とお褒めの言葉をいただきました。また、出席された保護者の方々も喜んでおられました。常日頃から茨木工科高校生が式典にしっかりした態度で臨む習慣をつけていることが、このような素晴らしい卒業式に繋がったのだと思います。ぜひこの伝統を受け継いでいってもらいたいと思います。

 さて、いよいよ今年度も最後の日を迎えましたが、この1年を振り返ると、多くの生徒が様々な場面において活躍をしてくれました。 まずは、部活動です。
 文化部では、SST R&D部が近畿代表として、缶サット甲子園へ出場、機械研究部もロボット相撲で近畿予選を勝ち抜き、全国ロボット相撲大会に出場しました。運動部では自転車競技部が全国大会に出場しました。 また、全ての部活とは言えないものの、野球部、バスケット部、サッカー部の試合、軽音楽部のステージ、美術部の展示会などを見に行かせてもらいました。その他も、本当に多くの部が、文化祭や各種イベント、各種大会において力を発揮してくれました。
来年度、新たに新入生を迎え、より一層の活躍を期待しています。

 次に資格取得です。 この中には、この1年で様々な資格を手に入れた生徒も多いと思います。取得した資格は一生の財産です。残念ながら今年失敗した生徒もいると思いますが、あきらめずぜひ来年、再チャレンジしてください。今後も生徒の皆さんには、失敗を恐れず、何ごとにも挑戦する気持ちを持って欲しいと思います。

 最後にもう一つ嬉しかったこと
それは、今年度の遅刻総数が目標の4000件を切ったことです。昨年度と比べて1000件ほど減りました。これは、工科生全員の時間を守る意識が高まった結果です。 1000という数は、ものすごい数のように思えますが、工科生が1年に1回遅刻を減らすと900減る計算になります。1回も遅刻をしない生徒もいるので単純には言えませんが、一人ひとりが少しずつ変われば、集団は大きく成長することができます。一人が900の階段を上るには、大変な労力を必要としますが、900人が1段ずつ階段を登れば、茨木工科高校は900段の階段を上ることができます。皆の力で、もっともっと茨木工科高校を、意識の高い誇れる学校にして言って欲しいと思います。
明日からおよそ3週間の春休みに入りますが、安全、かつ有意義な過ごし方をしてください。4月10日に元気な顔を見ることを楽しみにしています。

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