令和５年７月７日（金）七夕の日に、豊中市立第九中学校へ出前授業に行きました。3年生の皆さんが進路選択する上で、一つの選択肢になればと願いを込めて、実施させていただきました。

最初に全体の場で、本校教員による学校紹介をし、その後、体験毎に分かれて、10人（男子7人、女子3人）の生徒さんに体験を受講していただきました。

 

　本講座は、『人工イクラをつくろう！』というテーマで、実際に食用される人工イクラの製造を体験していただきました。最初は、1／１００ｇの重さが量れる天秤を利用して、二種類の原材料を秤量しました。秤量は初めてということで、コツを少し伝えると上手に量ることができました。イクラの着色も食紅を利用し、手製のスポイトを利用して本物そっくりに製作しました。生徒の皆さんは、イメージを元に、落下の高さや押し出しのスピードや角度を考え、試行錯誤して自前の『人工イクラ』を製作していました。本来であれば製造後、試食をし、食感（ぷちっ）を体験していただきたかったのですが、今回は、指で潰した時の触感（ぷちっ）を体験していただきました。

　今回豊中市立第九中学校に訪問させていただき、私たち高校教員も非常に楽しい時間を過ごすことができました。今後進路を決定していく過程で、本校の授業や実習にさらに興味を持ち、有意義な3年間を一緒に過ごしていければと思います。

大阪府立茨木工科高等学校

環境化学システム系