茨木工科高校ブログ

環境化学システム系+環境倶楽部で「第10回相馬芳江科学賞特別企画」に参加しました。

2023-10-31

 私たち環境化学システム系および環境倶楽部は、10月29日(日)に茨木市教育センター主催「第10回相馬芳江科学賞特別企画 茨木の高校とコラボでLABO」というイベントに参加しました。
 会場は茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)の4階にある科学実験室でした。今回のイベントの内容は本校環境化学システム系および、環境倶楽部の計8名の生徒が先生役となり、参加者の皆さまにおよそ2時間「人工いくら」の製作体験を行うというものでした。
 午前と午後の2部構成で行い、合計で約30人に参加いただきました。参加者の多くは小学生で、保護者の方々も多数お集まりいただきました。参加者の皆さんは、本校生徒の説明を熱心に聞き、ひとつずつ丁寧に工程を進めていきました。やがて、自分の好みの色の食紅で色付けをしたとてもカラフルで、様々大きさや形の人工いくらができあがりました。
 子どもさんたちは一様に喜んでいました。また、子どもさんたちは高校生のお兄さん、お姉さんたちと一緒に遊び、楽しい時間を過ごしていました。
 参加した子どもさんたちは作った人工いくらをとても気に入ってくれて、自宅に持ち帰りたいという子どもさんたちも多くいました。
 今回のイベントでは子どもさんの目線に合わせた本校生徒の指導が特に好評で、子どもさんや保護者の方々から多くの感謝の言葉をいただきました。
 今回、指導した本校生徒たちにとっては、初めての先生役でしたが、緊張や思い通りにいかなかった部分もあったようですが、皆さん良い経験になったと話していました。
 人前で話すこと、人に教えること、初対面の子どもたちや保護者の方々とふれあうことなど難しいことも多かったと思います。それでも自分で考え、分かりやすく指導しコミュニケーションを取ろうと頑張ってくれていました。午後の部では、午前の部の経験を生かし成長も見られました。
 社会に出ることを踏まえ、このような経験を重ねることで人前で話す力やコミュニケーション能力を身につけて欲しいと願っています。
 環境化学システム系では、今後もワークショップの主催、他のイベントへの参加など、生徒たちが社会に出たときに必要とされる力を、課外活動を通じ身に付けてもらいたいと考えています。

▲ ページのトップへ