５月２７日（土）に環境化学システム系　第６回ワークショップ「とんぼ玉作り体験」を実施いたしました。少し暑い日となりましたが、８名の皆様にご参加いただきました。環境化学システム系の生徒３年生３名、２年生３名の生徒が先生役となり、参加者の皆様におよそ２時間の製作体験をしていただきました。

　 とんぼ玉作りは見た目には、意外と簡単そうに見えますが、実際やってみるとなかなか難しいものです。ところが参加された皆様は生徒たちとコミュニケーションを取りながら、上手に製作されておりました。最後に革製の紐を取り付け、アクセサリーとしての作品が完成し、生徒とともに喜んでいらっしゃいました。参加された皆様におかれましては、「ものづくり」の楽しさをご体験されたと思います。

 

　 また、とんぼ玉の冷却のための待ち時間に、３年生の生徒が本校および環境化学システム系について、参加された皆様に説明をさせていただきました。就職先など特筆すべき本校のセールスポイントなど、生徒自身の感覚から説明してくれ、皆様より拍手を頂戴しました。特に私ども教員から説明の指導は行っていませんでしたが、補足の必要もないほど立派な説明でした。教えるという形でコミュニケーションを取ることは、就職や進学の活動が目前に迫っている３年生にとっても良い経験になったと思います。また、３年生の姿を目の当たりにした２年生も、良い刺激を受けたと話しておりました。２年生にも自発的なコミュニケーションを通じた成長を期待しておりつつ、頼もしくも感じております。

 

　 環境化学システム系では、ものづくり体験を通じ、保護者様や地域の皆さまに本校の教育活動・取り組みについてご理解・賛同いただけますよう、さらに興味を持っていただけるワークショップを展開して参りたいと考えております。今回ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。また、協力してくれた生徒の皆さんに感謝します。このような交流活動を通じ、一人でも多く本校の門を叩いてくれることを願っております。

大阪府立茨木工科高等学校

環境化学システム系