校長室だより 第74号を掲載しました
2015-07-22
校長室だより 第74号 ここに科学の力ありみなさん、おはようございます。
明日からいよいよ夏休みが始まります。
今、みなさんは、これからの休みをどのように有意義に過ごそうかと、計画を立てていることと思います。 その前に、今一度、4月からの生活を振り返ってほしいと思います。
春から、こうして全体で集まるのは、4回目になりますが、私が繰り返し、みなさんに言っていることが実行できているでしょうか?
「あいさつ」の大切さ、そしてABCDの規則ですね。
最近は、生徒会の中にもABCDの規則について触れてくれる人、また、「校長先生、俺、ABCD、わかってるで」と声をかけてくれる人もおり、少しは定着、浸透してきているのかなと、嬉しく思っています。
さて、夏休みというのは、決められたプログラムの中で毎日を過ごしていた今日までとは異なり、自分のペースや考えでことを進めることができる時期です。
言い方を変えれば、ABCDの規則、当たり前のことをするのにも学校が普通にある時よりも意志の力が必要だということです。自分が試される時期なのです。
夏休み中に、大きく伸びる人がいる反面、自分の甘さから怠け、自分勝手な世界に転落してしまい、極端な場合、休み明けから学校へ来れなくなってしまう人もいます。
言うまでもなく自分に厳しくなれる人が成果を挙げることができるのです。
特に3年生は、いよいよ正念場です。これまでの努力の成果や、部活で培ってきた集中力・人間力を今こそ発揮するときです。
就職希望の人は、担任、進路担当の先生、そして保護者と十分相談し、自分に合った企業を選んでください。安定しているから、大きな企業だからという理由だけで選択してはいけません。担任、進路担当のアドバイスを謙虚に受け止めて、選択してください。
一方、進学希望の人は、ほとんどが推薦で大学等を決めると思いますが、推薦制度を使えば、条件を満たしておれば、容易に合格できます。大事なことは、大学に入学するための準備、合格を決めてからの過ごし方です。
具体的に言いますと、工業科出身の生徒は、普通教科の基礎学力で大きなハンディがあります。大学の授業についていけるよう基礎的な学習をしっかりこの夏休み中にやっておきましょう。進路の進学担当の先生のアドバイスをしっかり受け止めてください。
さあ、長い夏休みが始まります。
最初に言いましたが、自分のペースや考えでことを進めることができる時期です。
人間は弱いもので、易きに流される傾向があります。嫌なことから逃げ出したいとき、サボりたいとき、欲しいモノが目の前に現れたとき、友達からの誘惑があったとき・・・つい負けてしまいます。しかし、そこで一歩踏みとどまり、「ちょっと待てよ、それでいいのか」と自分自身に問いかける勇気をもってください。
生活面での規律がきちんとできることは人間としての基本であり、それができると勉強をはじめとしたものごとに取組む姿勢の向上につながります。
夏休み中、どうか安全無事でいてください。けがや事故のないように。ルールを守り、自分を大切にし、8月28日に全員が元気にこの場に顔を見せてくれることを心から願っています。
以上で、私の話を終わります。
○ 前期生徒会役員委嘱状交付式
○ 平成27年度 全国高等学校総合体育大会 自転車競技部出場 壮行会
2年機械系2組 板垣 雄大
2年機械系2組 大久保 一輝
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