校長だより「あいさつ~生徒並びに関係者の皆様へ~」
本校、P.T.A、同窓会の皆様をはじめとする関係者の皆様、地域(茨木市)の関係者の皆様には、平素より本校の教育活動にご理解・ご支援を賜り心からお礼申し上げます。
さて、新しい年度が始まりました。生徒の皆さんが気持ちを新たにスタートし、将来の社会人としての糧(かて)を磨いてくれることと大いに期待しています。
私は本年度4月に校長として赴任いたしました。渡邊 幸彦と申します。この度、縁あって学校の柱となっておられるP.T.Aや同窓会の皆様、地域(茨木市)の関係者の皆様と出会い、共に学校運営に携わる機会を得ましたことに感謝を申し上げますとともに、大変心強い気持ちです。よろしくお願いいたします。
入学式の式辞では、新入生の皆さんに、「学校は集団で学ぶ場である。個々の力が高め合えば、良い集団となる。良い集団は、個々の力をそれぞれ高めることができる。志を高く、夢を持て、それができるのが学校である」という話をしました。そして、その集団を形成するのは、生徒や教職員、地域の方々、保護者、同窓会等の皆様ですとも伝えました。関係者の皆様と学校が『チーム茨工』となり、本校の生徒たちを支えるとともに、地域(茨木市)の発展につながる良い集団となるよう努めて参ります。
私も工業の教員として採用されてから30年以上経過し、いろいろな学校の管理職等も経験してまいりましたが、私の原点は、やはり工科高校なのだと実感いたしました。もっともっと「ものづくり」人材を増やしたい。工科高校をもっともっと知ってもらいたい。そのためにも本校の進路先や進学先、関係者の皆様からのご意見をたくさんお聞し本校の魅力を発信して参ります。今後も「チーム茨工」として応援よろしくお願いいたします。
最後に、生徒の皆さん、始業式でも言いましたが、社会に出ればチームで仕事する機会が多い。社会人として大切なのは、「あいさつ」ですと伝えました。先生方、P.T.A、地域の方々、来校者の方々と、お会いするときには、「あいさつ」をしましょう。声を出すことがちょっと苦手という人は、会釈(えしゃく)からでもいいです。それに、笑顔を+(プラス)しましょう。笑顔ができれば次に、声を+(プラス)しましょう。
指定校求人のために来校された企業担当者から聞いた話です。求人の依頼に行った学校で、知らない自分に対し、生徒の皆さんが、すれ違うたびに「あいさつ」してくれる学校は、「間違いない」と言っておられました。生徒の皆さん、その意味がわかりますか。よく考えてみてください。
校長だよりの1回目のあいさつのため、長文となりましたが、次回からは、学校行事などの感想やコメントを短く伝えていきます。