茨木工科高校ブログ

【環境化学システム系】「教員向けオートアナライザー研修会」について

2022-12-22
 「スマート専門高校」の実現 (デジタル化対応産業教育装置の整備)の一環として、本校、環境化学システム系にオートアナライザー(AutoAnalyzerⅢ)という高度な分析機器が導入されました。この装置は、簡単に説明すると、液体試料に溶解している化合物(特に栄養塩類、全窒素、全リンなど)がどれくらい含まれているかを定性・定量分析することができる高度な分析装置です。水質検査を行う企業や食品製造業、大学の研究室など幅広く導入されている装置ですが、高等学校での導入実績は今までにないということです。
 本校では、令和5年度以降、第3学年の環境化学実習や課題研究で、生徒たちに学習してもらえる環境を整備すべく、研修会を実施しました。研修会にあたっては、本装置を同時期に導入された大阪府立堺工科高等学校 環境化学システム系の教員も招き、充実した研修会を3日間にわたり、実施しました。
 今後は、私たち教員は、さらに自己研鑽を重ね、操作方法や原理について理解し、授業として教育効果の高い実習書を試行錯誤しながら、作製していく予定です。
 環境化学システム系では、これからも技術革新の進展やデジタルトランスフォーメーションを見据えた、高性能ICT端末等を含む最先端のデジタル化に対応した産業教育に力を入れて参ります。
 
R4オートアナライザー研修会

▲ ページのトップへ